100番台国道

国道143号

距離 52.6km
起点 長野県松本市 R19 渚一丁目交差点
終点 長野県上田市 R18 上塩尻東交差点
重複する国道 R18(1.6km)
道の駅 「あおき」長野県青木村
固定/移動式オービス なし
通過自治体 【長野県】松本市・安曇野市・筑北村・青木村・上田市

▼国道143号(長野県松本市→上田市)

走行日:2024年7月22日

【起点】松本市~安曇野市

国道19号と交差する渚1丁目交差点、ここが国道143号の起点となる。ちなみに国道158号・国道403号もここを終点としており、今回は国道158号から直進する形でスタートする。

佐久まで75km、上田まで56km。

田川を渡り、JR篠ノ井線・大糸線の下をくぐる。

右カーブの先で中央1丁目交差点を右折し、松本駅方面へ向かう。左折する県道295号・平田新橋線は、国道19号の旧道である。

S字カーブを経て松本駅前を左折する。右の赤い車線は、路線バス・タクシー専用の右折レーンなので注意。

深志三丁目交差点。駅前通りは片側2車線だが、右車線はところどころ右折専用レーンになっているので、直進する場合は左車線に寄っておいたほうがよい。

駅前から800mほど進み、市民芸術館西交差点を左折。直進するとあがたの森公園(旧制松本高等学校)に突き当たる。

城東二丁目交差点。県道67号・松本和田線が分岐。ビーナスライン方面へ向かう県道だが、扉ダムから先は常時通行止めとなっている。

上田まで54km、四賀(松本市)まで16km。住宅街の中を通過するため道幅が狭い。センターラインのない箇所もある。

信州大学の横を通過。佐久まで72km、上田まで53km。

美須々交差点。県道282号・浅間河添線が分岐。浅間温泉はここを右折。

松本少年刑務所の横を通過し、右へカーブ。この辺りから明確な上り勾配となる。

六助池交差点。松本トンネル・三才山トンネル方面はここを右折。国道254号が分岐するかのように案内されているが、正確には国道254号に接続するための連絡道路であり、その先でT字路を1つ挟んだ後に国道へ合流する。

岡田伊深地区の途中から下り勾配になり、下り坂の途中で安曇野市へ入る。

大口沢交差点。県道57号・安曇野インター堀金線が分岐。左折すると国道19号に出られるためか、大半の車はここを左折していく。

その先で大きく右へカーブ。進路を東向きに変える。

松本市~(会吉トンネル)

黄→緑→青とカラフルな色の橋を渡り、最後の橋の手前で、再び松本市に入る。

刈谷原トンネル(380m)。大口沢交差点からここまで上り坂が続いている。

トンネルを抜けると松本市の四賀地区(旧四賀村)に入る。県道302号・矢室明科線が分岐。

交差点の先で左へカーブし、進路を北へ取る。上田まで39km、青木まで29km、筑北まで16km。

明科方面への市道が分岐、その先で右へカーブ。

右折して国道の下をくぐるように、県道303号・会田西条停車場線が分岐。風越峠を経て、長野道・筑北スマートICに通じている。

上田まで33km、麻績まで25km、青木まで23km。

2023年12月に開通したばかりの会吉バイパスを走る。バイパスの整備後は1.36kmにわたって狭路区間が短縮された。

バイパスの終端部。ここから先はセンターラインが消失し、1.5~1.8車線道路になる。

松本電鉄コミュニティバスの会吉車庫。ここから先は民家の姿も見えなくなる。

狭路区間の始まりから2kmほど走ったところで、会吉トンネル(135m)に辿り着く。1890年に開通した日本最古の国道トンネルと言われているが、改良工事が施されているため、年相応の古さは実感できない。トンネルの左上に信号機が設置されており、松本方面と片側交互通行となっている。

トンネル内は照明がなく、昼間でも非常に暗い。

筑北村~(明通トンネル)

トンネルを抜けると筑北村に突入。左に林道大洞線の入口がある。

筑北村に入ってからはさらに道路状況が悪くなる。路面はひび割れ、運転していて衝撃を感じるような段差も多い。道路脇からツタがはみ出しているせいで、本来の道路幅より狭くなっているように感じる。交通量が極めて少ないことがせめてもの救いか。

トンネルから2.4kmほど走ったところで十字路が現れる。左折する県道277号は、東条ダムを経て筑北村役場へと通じている。

さらに1.5kmほど走ると、明通トンネル(95m)を通過する。こちらは信号機がついていないが、乗用車同士のトンネル内での離合は厳しい。青木峠とともに、心霊スポットとして有名な場所でもある。

青木村~上田市【終点】

トンネルを抜けると青木村に入り、直後に右へ急カーブ。カーブミラーの正面の眺望は素晴らしい。

筑北村側に比べて多少路面状況は改善されたように思えるが、まだしばらくは1.5~1.8車線のセンターラインのない道が続く。

明通トンネルから4.7kmほど走ると、木製の落石防護柵の横を通過。その先からセンターラインが復活する。

右カーブの途中で、県道12号・丸子信州新線が分岐。修那羅峠を経て麻績村へと通じている。

小諸まで35km、上田まで15km。道の駅「あおき」まで5km。

田沢温泉に通じる県道172号・田沢中挟線が分岐。

青木交差点。近くに青木村役場があり、青木村の交通の中心となっている。

道の駅「あおき」の横を通過。

道の駅から1.2kmほど走ると上田市に入る。

上田市街地まで8km。緩やかな下り勾配かつ直線主体の走りやすい道が続く。

小泉交差点。県道273号・真田新田線が分岐。

宮島交差点を左折し、ここから片側2車線道路になる。直進する県道65号・上田丸子線は国道143号の旧道。

長野まで37km、小諸まで26km。

下之条交差点。県道77号・長野上田線と交差。歩行者用の地下通路が整備されている。

下之条北交差点にて、国道18号の上田坂城バイパスに合流。国道143号はここを右折。終点までの残り1.6kmは国道18号との重複区間となる。

上田大橋で千曲川を渡り、上塩尻東交差点にて国道18号の現道と交差。ここが国道143号の終点で、直進するとそのまま上田バイパスに入る。