100番台国道

国道142号

別名 中山道
距離 77.3km
起点 長野県軽井沢町 R18 中軽井沢交差点
終点 長野県下諏訪町 R20 大社通り交差点
起点 R18(13.2km)、R141(10.3km)、R254(17.5km)、R152(1.2km)
道の駅 「ヘルシーテラス佐久南」長野県佐久市
「ほっとぱ~く・浅科」長野県佐久市
「女神の里 たてしな」長野県立科町
「和田峠ステーション」長野県長和町
固定/移動式オービス なし
通過自治体 【長野県】軽井沢町・御代田町・小諸市・佐久市・立科町・長和町・下諏訪町

▼国道142号(長野県軽井沢町→諏訪市)

走行日:2024年7月22日

【起点】軽井沢町~御代田町~小諸市

長野県軽井沢町の中軽井沢交差点が国道142号の起点。国道18号と重複しているせいか、特に目印となるものは設置されていない。この交差点は国道146号の終点でもあり、右折すると草津・長野原方面に通じている。また、左折するとしなの鉄道線の中軽井沢駅がある。

上田まで36km、小諸まで16km。起点からおよそ13kmの間は、国道18号との重複区間を進む。

中部小入口。すぐ左隣を旧中山道が並走している。

上ノ原交差点。中軽井沢周辺が混雑している場合、ここを右折して国道146号の北軽井沢方面に迂回できる。

起点から2km付近で、左から来た軽井沢バイパスと合流。ハーフランプ構造になっており、高崎方面にUターンすることはできない。

追分交差点。この付近が丁度標高1,000mということで、そのことを示す看板が立てられている。

浅間サンライン入口。県道80号・小諸軽井沢線が分岐する。国道18号よりも信号が少なくて流れの良い広域農道である。

長野まで67km、上田まで30km、小諸まで11km。緩やかな下り坂が続く。

標高930m付近で、北佐久郡御代田町に入る。

三ツ谷東交差点。しなの鉄道線・御代田駅はここを左折。

馬瀬口交差点。県道9号・佐久軽井沢線が左へ分岐。国道141号を韮崎方面に向かう場合、ここを左折することでショートカットになる。

長野まで63km、上田まで26km、小諸まで7km。

標高780m付近で小諸市に入る。

平原交差点を左折し、ここからは国道141号との重複区間になる。ちなみに、国道141号はこの先の国道18号と重複しつつ、上田市に終点を置く国道である。

韮崎まで78km、佐久まで9km、佐久北ICまで3km。左側には片側2車線に拡幅するための用地が確保されている。

平原大橋でしなの鉄道線を跨ぐ。橋の下には水田が広がっている。

橋を渡り終えると片側2車線になる。JR小海線の三岡駅はここを右折。

一ツ谷交差点。県道137号・借宿小諸線が分岐。

400m手前で、中部横断道との交差予告。佐久北ICから南の中部横断道は無料区間なので、佐久市内に用事がない場合、積極的にそちらを利用した方がよい。

佐久市~立科町

佐久北IC入口の直前で佐久市に入る。まるで一般国道と交差するかのような簡易的な構造のICだが、上信越道方面の料金所は、本線料金所という形で佐久小諸JCTの直前に置かれている。

その先の交差点を左折すると上信越道・佐久IC。東京方面への高速道路は、こちらのICを利用した方がロスが少ない。

韮崎まで75km、佐久穂まで16km。白樺湖までの40kmは経路不明。

長土呂東交差点。この交差点の地下を北陸新幹線が通過している。

長土呂南交差点。右折すると佐久平駅の浅間口。

JR小海線の高架下をくぐる。通勤時間帯だったこともあり、ちょうど目の前を列車が通過していった。

浅間中学西交差点。県道44号・下仁田浅科線と交差。諏訪・白樺湖方面は右と案内されているが、右折すると国道142号のショートカットになり、新望月トンネルの手前に出られる。

佐久大学入口。中部横断道・佐久中佐都ICはここを右折。

石神交差点。この先で千曲川を渡るが、群馬方面はここを左折すれば千曲川を渡ることなく国道254号に出られる。

跡部交差点を右折し、ここからは国道254号との重複区間になる。ただし、国道の番号は142号の方が若いので、こちらが優先的に表記されている。

右折後も片側2車線の走りやすい道が続く。諏訪まで60km、白樺湖まで39km(←なぜか距離が先ほどと全く変化していない)

佐久南IC入口。国道254号から中部横断道を利用する場合はこちらが便利。左には道の駅「ヘルシーテラス佐久南」が併設されており、中部横断道(長野区間)で唯一となる、休憩施設の役割も兼ねている。

竹田交差点の先で車線が減少する。

諏訪まで56km、白樺湖まで35km。

2つ目の道の駅「ほっとぱ~く・浅科」の横を通過。

上原中央交差点。右折すると佐久中佐都ICを経て佐久市街地へ戻る。

八幡交差点。案内には書かれていないが、右折する道は県道144号・八幡小諸線。

「立科まで10km」の案内が追加された。

八幡西交差点。右後ろへ伸びる細い道は旧中山道。

布施温泉入口。その名の通り、ここを左折すると布施温泉がある。

県道166号・東部望月線が右へ分岐。国道142号の旧道と思われる。

S字カーブを経て、新望月トンネルをくぐる。先ほどの県道166号の方に(旧)望月トンネルが通じている。

トンネルを抜けると、道の駅「女神の里たてしな」まで4km。

望月交差点。その先で八丁地川を渡る。

東信運転免許センター前。以前は「警察署前」という交差点名だった。

茂田井交差点。「茂田井」という地区は佐久市と立科町に跨っており、この交差点を境に立科町に入る。

3つ目の道の駅「女神の里たてしな」。

白樺高原入口。ビーナスラインや蓼科スカイラインはここを左折。

諏訪まで46km、下諏訪まで40km。

和子交差点。県道40号・諏訪白樺湖小諸線が右へ分岐。

山部交差点。県道147号・芦田大屋停車場線が分岐。

芦田宿入口。ここで国道254号と分かれ、ようやく純粋な単独区間となる。

諏訪まで44km、下諏訪まで38km。笠取峠へ向けて上り坂となり、登坂車線が設置されている。

長和町~(新和田トンネル)~下諏訪町【終点】

笠取峠を越えると長和町へ突入。

立科町側とは異なり、長和町側は急カーブの連続なので注意。路面にはスリップ防止のため、グルービング(縦溝)が施されている区間がある。

峠を下りきると旧中山道が合流する。国道152号は2つ目の信号なので、間違えないように気をつけたい。

長久保交差点。松本・上田方面からやって来た国道152号と合流。

ここから約1.2kmの間、国道152号との重複区間となる。

大和橋交差点を右折し、国道142号は依田川を渡る。諏訪方面は国道152号に案内されているが、実際のところどちらへ進んでも大差ない。

岡谷まで32km、下諏訪まで28km。

アーチ橋で再度依田川を渡る。橋の手前で旧中山道(国道142号旧道)が右に分岐している。

道の駅「和田宿ステーション」まで4.4km。長い直線道路が続く。

和田宿本陣入口。交差点の手前に長和町和田庁舎(旧和田村役場)がある。

道の駅「和田宿ステーション」入口。もともとお食事処のついた休憩施設だったが、2023年9月より道の駅に昇格した。

県道67号・松本和田線が分岐。扉峠から先は万年通行止めとなっており、この県道で松本へは抜けられない。(アザレアラインで迂回可能)

岡谷まで23km、下諏訪まで19km。

国道142号の新和田トンネル(元有料)道路と現道が分岐する。この時は現道が崩落により通行止めだった。

新和田トンネルにかけて急な上り坂が続き、登坂車線がいくつか設置されている。

料金所が置かれていた場所の手前で、県道155号・男女倉長門線が分岐。ブランシュたかやまスキーリゾートはここを左折。

男女倉大橋、土屋大橋などいくつかの橋を渡り、さらに標高を上げていく。カーブの半径は緩やかなため、走りにくさはほとんど感じられない。

新和田トンネル(1,922m)。1978年開通、2022年4月より無料開放。

新和田トンネルの途中で下諏訪町に入る。

トンネルを抜けてすぐのT字路で、(旧)和田トンネルを越えてきた現道が合流。

市街地にかけて斜度8%を超える急な下り坂が続く。

集落が見えてきた辺りで、バイパスと現道が分岐。右へ伸びるバイパスは、新和田トンネル有料道路の延伸区間として扱われている。今回は左折して現道の方へ進む。

県道199号・八島高原線が分岐。ビーナスラインへと通じているが、林道のような狭い道のため、車両同士のすれ違いは厳しい。

諏訪大社 下社 春宮の横を通過すると左へカーブ。奥に諏訪湖の湖面が顔をのぞかせる。

旧中山道と合流すると、センターラインが消失し、道幅が狭くなる。観光地ということもあって歩行者が多い。

諏訪大社 下社 秋宮の横を右折。特に案内看板は設置されていない。

大社通り交差点にて国道20号に接続し、国道142号は終点となる。諏訪大社周辺は歩行者が多く走りにくいので、諏訪方面も通常はバイパスの方を利用することをお勧めする。